ケーシングという言葉にはいろいろな意味があります。もともとは『額装』や『包装』のことを指すようですね。弊社でのケーシングは、ダクトやラインをパネルで覆って一つの空間を作ることをさしています。
例えば、液晶フィルムといった細かいチリの混入も許されない製造ラインをパネルで覆うことで、ケーシングされた空間の内部はクリーンな環境が保てます。また、騒音を伴うラインの一部をケーシングすることで、防音効果を高めるメリットも。温度変化が許されない作業ラインなどにも適用が可能です。
このほか、ダクトをケーシングすることも可能です。ダクトの外側をケーシングパネルで包むことで、防音や防塵効果がうまれます。また、むき出しのダクトがパネルで包まれるので、無機的な雰囲気が打ち消され、工場内の美観も手に入れられるのではないでしょうか。
熱風空調用ダクトなど、ダクト周辺の温度が高くなることから工場の環境変化が懸念される場合でも対応できるようなダクトケーシングのご相談に応じます。
梁として存在する鉄骨をケーシング加工するといった、特殊な事例にも対応しています。見た目の美しさを優先させて、より自然な仕上がりになるよう尽力します。
東京などの工場では、騒音に関する法律や条例に合致した作業場の整備が求められます。弊社で取り扱うケーシングパネルやダクトパネルは、耐熱温度に関して80度以上に対応できるものも対応可能です。環境に応じたケーシング技術とノウハウを持っていますので、一度山梨県にあるイワタニにご相談くださいね。