クリーンルームとひとことで言っても用途によって必要な設備に違いがあります。イワタニでは実際にクリーンルームの図面作成を行うときに、どのような用途や目的でクリーンルームを設置するのかをお伺いして設計者がそれぞれに案件に合った図面作成を行い、実際に現場に足を運んで現場管理を行いながら施工を行います。
一般的な断熱パネルを使用した間仕切りの設置とは異なり、クリーンルームの場合は床から天井まで完全に仕切る必要があります。そのため設置場所の天井高なども把握しなければなりませんよね。
設計者が聞いたつもりという曖昧な状態で設計を行うと、実際に施工の段階になった時に不具合が出てしまいかねないので、当社では設計者が設置現場に行って寸法を測り図面に反映させていきます。だからこそ設置場所にピッタリとはまるクリーンルームが造れます。
設計者が現場に行くことには他にもメリットがありますよ。例えばどのような断熱パネルを使い空間を遮断するのが一番よい方法なのかという重要な課題について、現場に行くことでよりよい提案ができます。
山梨の本社や東京の営業所の中で営業スタッフからまた聞きした情報だけで図面作成をすると、どうしても聞き違いが起こる心配があるため、設計者が現場にいくようにしています。
また図面通りに断熱パネルを加工し現場に持ち込んでも、微妙な差異がでることはあります。設計者が現場監督者として現地にいることで、このようなときも柔軟に対応できます。