防音材と一言で言っても、良くわからないという一般の方は多いでしょう。
防音材は音響材とも言われますが、建材の種類で、細かくは遮音・吸音・制振・防振の4種類に分類されています。
一般的には防音という一言でまとめられていますが、音を伝わりにくくする技術にはいろいろな手段があり、オフィスビルなどで応接室を作ったり、電話のオペレーター口に騒音を届かせないように区切ったりするには、遮音や吸音の仕組みがあれば十分である場合も多いものです。
防音と言うと、完全に音が、周りに聞こえないようにするものだと思われるかもしれませんが、本当にそこまでの結果を求めると、莫大な費用がかかります。
仮にもしそれが可能だとしても、中にはとても居られないような空間が出来るだけで、人が長く滞在して日常生活が送れるような空間にはならないでしょう。
音というのは空気の振動の伝わりです。
音がないということは、空気の伝わりが無いということで、空間が完全に遮断されている事になります。
遠く離れれば離れるだけ音は自然に聞こえなくなって行くものですが、すぐ隣にさえ一切の音を伝えないとなると、そこまでの空気の遮断が必要となるのです。
ほとんどのシチュエーションでは、そこまでの防音は必要無いことが多いですね。
手軽に音を遮りたい、隣の声が漏れないようにしたいというのであれば、イワタニのアルキャニオンをお勧めします。
モニタの周りをアルキャニオンでコの字型に囲えば、中はミニシアターの出来上がりです。
防音材で一から建築を考えるよりもずっと手軽に思った事を実現出来るでしょう。