食品工場や研究所などはクリーンルームという空間が用いられています。なぜなら、食品工場や研究所では外部からゴミや塵などを侵入させてはいけないからです。クリーンルームというのは、こうした空気中に漂うあらゆるゴミなどを極力排除することで、清潔な空間を保っています。また、温度や湿度などを制御することができ、クリーンルームというのは、一定の気候のもとにおける空間を作り出すことができます。
クリーンルームというのは、もともとアメリカのアポロ計画に伴って作られたもので、1立方フィートの空間内にミクロン単位のゴミがどれだけ含まれるかということを規定したものです。ちなみに、この1立方フィートというのはおよそ28リットルになっています。日本ではあまり馴染みのない単位ですが、アメリカではよく使われている単位です。
アメリカのNASAによれば、クリーンルームというレベルの空間を作り出すのは28リットルの空気中に直径が0.5ミクロン以下のゴミなどをおよそ10万個以下に抑えなければならないということが示されています。そのため、クリーンルームというのはとても厳格な基準の下で作られていることがわかります。
ちなみに、そうしたクリーンルームについて、イワタニではサンプルの図面をご提供しています。イワタニの公式ホームページからメールか電話でご連絡いただければ、PDF形式でダウンロードすることができるサンプル図面をお送りします。また、パーテーションやパネルの施工方法をお考えの方は、ぜひお気軽に岩谷までご相談ください。イワタニは、お客様の環境に合わせたオーダーメイドなパーテーションを制作しています。