ケーシングとは、空間をパネルで覆って部屋のようにして、ゴミやホコリの侵入を防ぐ技術です。
主に食品加工ラインなどの清潔さが命になる現場で使われることが多いです。しかしケーシングの用途は広く、防音や断熱の必要な場所にも使われることがあります。空気の出入を制限できるので、音や温度のコントロールが可能になるからです。
ケーシングでは、ウレタン断熱パネルや不燃ハニカムパネル、不燃断熱パネルなどを使います。
ケーシングは様々な場面で活躍するため、イワタニでもそれに対応できるように材質や形状のバリエーションを多く取りそろえています。使用目的に応じて材質を選び、パネルの厚みや断熱性能も選ぶことができます。どの形状のどの材質を選んでも、施設の適正整備条件を満たしており、様々な環境にも適応できるでしょう。
製品の安全性の基準であるHACCPをクリアしており、温度管理と安全管理も完璧と言っていいでしょう。
ケーシングは、工場などで人が中に入る空間を作るのに使用されますが、空調ダクトを覆うためにも頻繁に使われます。空調ダクトからは想像以上の音や空気が漏れています。それにより騒音被害や気温や空気の乱れが起こっているのです。ケーシングには、それを抑える役割もあります。
工場内の空調ダクトは、意外と面積が大きいです。ダクトから空気が漏れていた場合、空調の費用における経済的な損失は大きくなります。それをまとめて防ぐことができるのが、ケーシングなのです。