業務用冷凍庫は、一般的な冷凍冷蔵庫とはちょっと存在が違いますよね。
いわゆる業務用フリーザーや冷凍ストッカーと言われるものですが、日本のキッチン家電では冷凍に特化した大型のボックスはあまりありませんし、実際にご家庭でお持ちの方は、あまりいらっしゃらないかもしれません。
海外では肉類や魚類の冷凍長期保存は基本なので、ご家庭にも大きな冷凍ストッカーがある事も多いそうです。
日本の都市部では、毎日夜遅く帰って来ても、深夜まで生鮮食品が買えるコンビニやスーパーなどがあるのですから、考えてみればものすごく便利な国ですよね。
そんな便利な国を支える業務用冷凍庫ですが、小売店のバックヤードにある場合もあれば、そこに配送するまでの間、集荷しておくセンターもあります。
トラックがそのまま出入り出来るくらいの規模の業務用冷凍庫もあり、一般的には冷蔵倉庫・冷凍倉庫と呼ばれていますね。
生鮮食品や冷凍食品などを低温のまま貯蔵しておける倉庫のことですが、もちろんこうなるともう家電の域ではありません。
気密性の高いパネルを用いて倉庫を建設し、内部の温度を何段階かに管理出来るようにコントロールされた巨大な空間です。
仕事で関わる機会がなければ、あまり内部に入ることはないかもしれませんね。
ちなみに冷凍倉庫と呼ばれるものは－18℃以下で、主に魚介や肉類、冷凍食品、アイスクリームなどが保管される倉庫です。
更にグレードの高い超低温になると、－40℃以下で、マグロなどの大型魚などを保管する倉庫になっています。
