一般のご家庭にある冷蔵庫も、最近ではかなり大型化して来ましたよね。
玄関をちゃんと通せるかどうか、心配したくなるほどのサイズも家電量販店に並んでいます。
でもそんな大型冷蔵庫でも、業務用冷蔵庫とはやはり性能に違いがあるんですね。
業務用冷蔵庫というのは、レストランなどの飲食店にあったり、コンビニやスーパーのバックヤードにあったりしますが、一体どういう点が家庭用冷蔵庫とは違うのでしょうか。
まず、業務用冷蔵庫は強度と耐久性を求められます。
かなり頻繁に開閉されますし、丁寧に取り扱われるとは限りません。
中は常に商品でいっぱいですし、重量級のものにも耐えられるくらい丈夫でなければお話しになりません。
また、衛生的にも強くなければいけません。
最近ではHACCP対応型が求められるようになっています。
そしてメンテナンスも容易で、隅々まで清掃しやすい状態でなければ困りますよね。
こうした様々な条件をクリアしつつ、設置予定スペースを無駄なく使い切る大きさである必要があります。
もし業務用冷蔵庫のスペースが足りない、バックヤードの形状が複雑なので、どうしてもデッドスペースがかなり空いてしまうといった悩みがあるなら、バックヤードの空間自体を業務用冷蔵庫に変えてしまうという考え方もあります。
断熱性能の高いパネルを使えば、いまある空間をそのまま業務用冷蔵庫に変えることも可能なのです。
こうした発想の転換もあるということを、是非知っていただきたいですね。
