最近では一般家庭の冷蔵庫も大型化しています。家電量販店に行けば大型の冷蔵庫が並んでいますし、なかには業務用冷蔵庫のように4枚扉のものも見られます。ただ、いくら大型化した家庭用冷蔵庫といっても、業務用として設計された冷蔵庫とは性能に大きな違いがあるのです。
スーパーやレストランなどのバックヤードにある業務用冷蔵庫は、家庭用冷蔵庫とは耐久性や強度が全然違います。内部は常に物でいっぱいですし、なかには数十キロもあるような重量物も収納されます。また、忙しい業務中にも使用されるため、家庭のように丁寧に開閉されるとは限らず、多少乱暴に扱ったぐらいで壊れていると話にならないのです。また、商品やその材料を収納する以上、衛生面でも厳重に管理できなければなりません。それでいて、使い勝手に優れ、掃除がしやすくメンテナンスも簡単ということも求められます。こういういろんな条件をクリアして初めて、業務用冷蔵庫としての用を成すのです。
とはいえ、4枚扉の業務用冷蔵庫ともなるとかなりのサイズですから、店舗の形状上、どうしてもバックヤードに設置が難しいというケースも考えられます。無理やり設置して作業効率が下がれば、せっかくの業務用冷蔵庫も十分生かせません。そういう場合は、断熱パネルを使用して空間全体を冷蔵庫にするという方法も一つの案です。弊社の硬質ウレタンフォームを注入発砲した断熱パネルは、こういうケースでも大活躍しています。柔軟な加工に対応していますので、冷蔵庫用のパネルをお探しの場合はお気軽にご相談ください。