クリーンルームは断熱材など作る時にも技術を必要としますが、運営して行く上でもいろいろと気を使わなければいけないものです。
クリーンルーム内には粉塵を発生させる資材などは持ち込むことが出来ませんし、空間が出来上がってから手を入れようとしてもかなり困難です。
文具や資材にも専用品を使用しますし、高品質な空間を保つためにはあらゆる努力が必要です。
運営が始まってからも、中で使うノートや包装紙などに専用の無塵紙を使うのはそうした意味ですね。
そんな厳しい条件に応じた断熱材を完全オーダーメイドで製作出来るメーカーは多くありません。
イワタニではこの技術を活かし、クラス1のスーパークリーンルームの製作も行っています。
クリーンルームは病院や食品産業、試験室などからの需要が多かったのですが、最近ではパソコンや携帯機器、液晶などの製造ラインやハイブリッドカーの製造ラインなどでも需要が高まっています。
これからも世界の新しい技術や製品の開発に伴い、新しい空間を作るための技術が断熱材にも求められる時代になると思われます。
常に新しい発想で、今後のあらゆる需要に応えて行くことがパネルメーカーとしての使命と言えるでしょう。
用途や施工例は塗装ブース、エージングルーム、シールドルーム(電波・磁気)など幅広くあります。
また、空間作りだけでなく空調用ダクトパネルにも最適ですし、防音性能も向上しますので、もう一度オフィスや工場内を見渡してみてはいかがでしょうか。