クリーンルームは、ミクロのホコリまでシャットアウトした極限の世界です。
ホコリは空気と共に流入して来ますので、いかに進入を防ぐかは、いかに空気の流入を防ぐかという技術になります。
空気清浄度が常に一定レベルで確保されていて初めてクリーンルームと呼べますが、その中でも1立方フィートあたりの空気にどれだけ大きな塵埃があるか、どれだけ粒子個数があるかでクリーンルームのレベルが決まります。
空気中に浮遊する微小粒子をコントロールするのは、とても高い技術を要する仕事ですが、イワタニのパネルで製作するクリーンルームは「クラス1」という高い精度を誇ります。
さて、そんなクリーンルームですが、クリーンルームの中で作業する場合、清浄な空気を保つためにはクリーンルーム関連商品が必要となります。
クリーンルーム関連商品とはクリーンルームの中で使用するあらゆる備品のことで、代表的なのはやはりウエアでしょう。
通常私たちが着ている衣服は埃の元ですので、塵埃を流入させないためには欠かせない商品になります。
帽子やマスク、手袋、ブーツなど肌の露出がほとんど無い状態にする必要がありますが、作業着としての性能性や着心地も欠かせませんので、用途に合わせて慎重に選ぶ必要があります。
また、中に入る前に塵を吸着する粘着マットやダスターなども重要ですが、事務用品まですべて専用のクリーンルーム関連商品を使用する場合も非常に多いですね。
いずれにしても、中で行われる一連の作業工程を整理して、備品の洗い出しが必要です。
