人が滞在する以上、必ず必要になるのがトイレブースです。
トイレは建物内にあって当然のものと私たちは考えますし、あまりマジマジとトイレブースを眺める人もいないでしょう。
ただ、実際に自分がトイレブースを作る側になったらどうでしょう、これは一大事ですね。
そもそもトイレブースに求められるべき機能や性能にはどんなものがあるのか、考えたことのある人は少ないでしょう。
一般的に、トイレブースに用いられるパネルは、破壊や汚染に対して高い強度を要求されます。
構造建築として組み込まれているものは良いですが、衛生的に使用するためには頻繁に水をかけて掃除をする必要がありますので、不特定多数が利用するトイレブースを作る際には特に強度が求められます。
多くのトイレで使われているのは、ハニカム構造を持つメラミン化粧板や化粧鋼板です。
確実に毎日使われるものですが、そう頻繁に取り換えるわけにもいきませんから、耐久性も大事ですね。
また、トイレにはアメニティ空間が設けられている場合も少なくありません。
特に来客も使うような場所であれば、落ち着いた雰囲気を出すためにシックな木目調の表面材が好まれる場合もあります。
ただ、トイレから先に良い場所を使うことはありませんから、建物内のデッドスペースが充てられる場合も多く、必ずしも整った空間ではない場合もあります。
そんな時こそ、オーダーメイドパネルが活きて来るタイミング。
どういったトイレブースにしたいか、まずはご要望をお聞かせください。