現在多くの食品加工工場で導入されているコンベアタイプのフリーザーは主に種類あって、コンベアをトンネル状に囲って食品を「横」に流していくのが「トンネルフリーザー」、これに対し食品が「縦」に流れていく構造になっているのが、「スパイラルフリーザー」です。
スパイラルフリーザーは、外周部分にコンベアを螺旋状に巻き付けたドラムを垂直に設置し、それをケーシングして密閉状態にしています。コンベアに食品を乗せて流しながら冷風を吹きかけることで急速冷凍させるというシステムですね。コンベアは食品の形状によっていくつかの種類から選ぶことができるため、どんな食品にも対応することができるんです。
スパイラルフリーザーのメリットとしては、自動化させることで人件費削減や大量生産が可能ということ、また人の手の介入を極力なくすことで異物混入といったトラブルを防ぐことができる、という点が挙げられます。しかし何より最大のメリットとなるのは、縦空間を利用することで省スペースが可能となっている、という点でしょう。
トンネルフリーザーの最大のデメリットをなくした形がスパイラルフリーザーで、トンネルフリーザーと同等の生産能力を持ちながらスペースをとらないため、限られた面積で大量生産が可能になるというわけですね。
しかしスパイラルフリーザーもトンネルフリーザーと同様に、ミクロレベルの異物さえも侵入させない高いケーシング技術が必要となります。イワタニではそのような高いケーシング技術の実績があり、多くのお客様から高い評価を得ています。
東京や山梨でスパイラルフリーザーの導入をお考えのお客様は、是非一度ご相談ください。